今週は連続GI開催の狭間でひと休みといった感がありますが、土曜日は注目の重賞 京王杯2歳Sにキャロットクラブから モントライゼが出走予定。さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
20/11/4 松永幹厩舎
- 4日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はルメール騎手に乗ってもらい、CWコースで単走の追い切りを行いました。東京への輸送が控えていますし、終いを軽く伸ばすような感じでそれほど強い負荷はかけていませんが、『道中もちゃんとコントロールが利いていましたし、いい動きでした』といい感触を伝えてくれました。距離は1ハロン延びても対応できると思いますし、ここでもいい競馬を見せてほしいと思います」(松永幹師)7日の東京競馬(京王杯2歳S・芝1400m)にルメール騎手で出走を予定しています。
キャロットクラブのダイワメジャー産駒ということで、どことなく昨年の2歳女王 レシステンシアとイメージを被らせてしまう モントライゼ。こちらは牡馬なので、当面の目標は朝日杯FSということになりそうです。
2走前の勝ち方が圧巻だった モントライゼは、小倉Sでも単勝1倍台の支持を受けた実力馬。その前走は勝ち馬の決め手に屈したものの、2番手に控えてレースを進めた経験は、今回に繋がりそうな雰囲気。3着以下には決定的な差をつけていましたから、距離延長に対応できれば、今回も勝ち負けになるのではないでしょうか。
東京11R ◎6モントライゼ
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続いては、2頭が出走する福島8R。
クラブ発表の厩舎コメント
エアリーフローラ
20/11/4 寺島厩舎
- 4日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。先週よりゆったり落ち着いていて、北海道に滞在していた頃の力みのない走りができていました。カイバは少し残し気味なのですが、馬体自体は余裕のあるシルエットなので、輸送してちょうどいいと思います」(寺島師)7日の福島競馬(3歳上1勝クラス・芝1200m)に亀田騎手で出走を予定しています。
ジュビリーヘッド
20/11/5 安田隆厩舎
- 4日は栗東坂路で追い切りました(53秒4-39秒3-25秒8-12秒7)。5日は軽めの調整を行いました。「水曜日は坂路で追い切りました。ほぼ馬なり程度ですが、だいぶ気負いもなくなってスムーズに走れていました。良馬場が希望ですが、このクラスでは能力的に上ですから、一発で決めてもらいたいですね。鞍上は藤田菜七子騎手にお願いしています」(安田隆師)7日の福島競馬(3歳上1勝クラス・芝1200m)に藤田騎手で出走いたします。
以前にもお伝えしましたが、3歳世代のロードカナロア産駒は大不振で、募集された11頭のうちJRAで勝ち上がったのは僅かに3頭だけ。そのうちの2頭がこのレースに出走してきましたが、募集価格を考えれば、もっと上のクラスでの活躍を期待したいところです。
陣営のコメントが強気一辺倒な ジュビリーヘッドは、前走の大敗は渋った馬場が原因だと分析している様子。夏場に熱中症の症状が出てしまい、今回が仕切り直しの一戦となりますが、メンバーはかなり低調ですから、陣営の見立てどおりならば結果を出してくれそうです。
いっぽうの エアリーフローラは、コメントこそ控えめですが、こちらも前走は距離、2走前は重馬場、とそれぞれ敗因はハッキリとしています。2桁人気が続いた後なので人気を落としそうですが、馬券的にはむしろ狙い目といった感も。
スンナリとレースの主導権を握れるようであれば、開幕週の馬場を味方にアッといわせるシーンが見られるかもしれません。
福島8R ◎14ジュビリーヘッド ▲3エアリーフローラ
※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています