少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月19日(土) キャロットクラブの注目馬

キャロットクラブの1次募集がひと段落し、今週末からは、いつもどおり競馬に集中できそう。

 

もっとも、今年は募集期間中はあまりカタログを繰り返し見ませんでした。というのも、個人的には、初見であまり気にった馬がおらず、何度も見てしまうと次第に目が慣れて、”この中ではいいな” → ”この馬はいいな”、と錯覚してしまいそうだったから。

そういう意味では、カタログも動画も、第一印象を最も大事にしているといえるかもしれません。

 

募集期間が終わったことですし、これからジックリとカタログを見直してみようと思います 笑

 

さて。ヴェールアップのデビュー戦で受けた精神的ダメージもすっかりと癒えたので、今週末も、キャロットクラブの注目馬の陣営コメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、中山5Rでデビューする スルーセブンシーズから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/16  尾関厩舎

  • 16日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒9-54秒3-40秒5-12秒9)。「先週3頭併せでしっかりと動かしているので今週はそこまで多くを求めずサッと動かして整えて向かうことができればと考えていました。それで、時計はそこまで速いものにせず、併せの形で程よい負荷をかけることにしています。時計自体は大体思惑通りで、古馬相手に少し仕掛けるくらいで余力のある動きを見せてくれたように捉えていたのですが、乗り手曰く、ハミをしっかりと取って走らない不安定なところも時々あるということでしたね…。前向き過ぎるくらいの走りをすることもあれば、今回のようにちょっと繊細なところも持ち合わせているようです。想像するに、トレセンだと一定方向に綺麗に並ぶというのではなく、たくさんの馬たちが密集してしまうような状況になり得るので、それで気にしてしまった可能性があるのではないかと思います。一方で、競馬は基本隊列を組んでパドック、馬場入りしますから、トレセンのようなシチュエーションにはなりにくいのではないかな…と見ていますが、こればかりは蓋を開けてみないとわからないところなので、落ち着いた精神状態で臨むことができればと思っています」(尾関師)19日の中山競馬(2歳新馬・芝1800m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

 

レッドファルクス、グローリーヴェイズ など、他クラブでは一流馬を育てている尾関厩舎ですが、どうもキャロットクラブとはあまり相性が良くないのか、不思議と活躍馬が出ていません。

もっとも、前述の2頭をGIホースへと育て上げた腕利きですから、単なる巡り合わせの問題でしょうか。

 

スルーセブンシーズの母マイティースルーは、現役時代に大久保洋吉厩舎に所属しており、初仔の マイティーハニーも母と同じ大久保厩舎へと預けられました。そして、大久保厩舎が解散した後は、かつて大久保厩舎で調教助手をしていた尾関師が、同馬を引き継いでいます。(おそらく担当の厩務員さんと一緒に尾関厩舎へ移ったものと思われます)

当然のことながら、こうした"縁のある血統"を預かることはメリットが多く、血統のクセを知っているということは、馬の性格や体調を把握するうえでも非常に有利。個人的な出資馬で活躍した シンハライトコントラチェックも、兄や姉と同じ厩舎に預託されたパターンでした。

スルーセブンシーズは、これまで大きなトラブルもなく順調に調整されており、若干気性面に難しいところがあるようですが、それさえ顔を覗かせなければ、初戦から好勝負が期待できるのではないでしょうか。

 

 

中山5R ◎4スルーセブンシーズ

 

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続いては、中京3Rの未勝利戦に出走する カスティーリャ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/16  橋口厩舎

  • 16日は栗東坂路で追い切りました(51秒8-37秒7-25秒1-12秒8)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。やはり道中はいくらか力むような面は見られましたが、それでも先週よりは我慢が利いていましたし、全体51秒台といい時計で動けていました。53秒くらいの指示だったので予定よりは少し速くなりましたが、ラストも12秒台できっちりまとめていますし、いい状態で競馬に向かうことができそうです」(橋口師)19日の中京競馬(2歳未勝利・芝1600m)に松山騎手で出走を予定しています。

 

 

デビュー戦から惜しいレースが続いている カスティーリャですが、今回もなかなかの好メンバーが相手に揃いました 。

更新コメントからは距離延長に少し不安を感じますが、ここ2戦の勝ち馬はいずれもオープンで好走していますから、その馬たちとの着差を考えても、やはり未勝利戦では能力上位の存在でしょう。

 

 

中京3R ◎9カスティーリャ

 

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています