少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

7月12日(日) キャロットクラブの注目馬

週明けにセレクトセールを控えた土曜日に、新馬戦でいまだ勝利のなかった新種牡馬モーリスの産駒が初勝利を挙げました。

 

その他、阪神と福島の新馬戦でも、同じく新種牡馬ドゥラメンテ産駒が勝利。少々デキ過ぎの感じはありますが?セレクトセールへ向けてよい販促になったのではないでしょうか。モーリスとドゥラメンテの2歳馬をたくさん持っているという一口馬主の皆さまも、ホッと胸をなでおろしたかもしれませんね。

 

 

さて。日曜日は福島と阪神でそれぞれ重賞が行われ、福島の七夕賞にはキャロットクラブの4歳牝馬 パッシングスルーがスタンバイ。さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/8  黒岩厩舎

  • 8日は美浦南Wコースで追い切りました(65秒7-51秒0-37秒1-12秒5)。「戸崎ジョッキーで都合がつきましたので今朝の追い切りにも乗ってもらうことにしました。調教の形は先週とほぼ同じもので、3頭隊列の3番手から進めて直線最内から伸ばしてもらって併入というもの。ジョッキーが乗ったからか前半の行きっぷりは良すぎるくらい。それでいて終いが甘くなることなく最後までしっかりと走れて悪くなかったように思います。久々に乗ったということもあるのでしょうが、ジョッキーは“競馬は乗りやすいけれど稽古は元気がいいですね”と言っていましたよ。気持ちも体も動ける状況にあると見ていいと思いますし、態勢は整っていますよ。あとは天気が少し心配です…。あまりにもひどくなるようならば1週スライドして函館記念へ向かうという案も持っていいような気がするので、投票日の明日まで検討しますが、ずっと雨が降っているような天気ではないので、このままなら予定通りでもいいのかな…と言う気はします。もし多少渋るかもだけど今週行くという判断をする場合、道悪で進みが悪くなった愛知杯のときの経験を活かし、気持ちをフォローするためにチークピーシーズブリンカーの着用を考えるかもしれません」(黒岩師)今のところ12日の福島競馬(七夕賞・芝2000m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

 

  

ここ2戦は交流重賞にチャレンジしましたが、今回は久しぶりの芝重賞への出走となりました。

重賞勝ち馬にしては斤量面で少し恵まれた感じもありますし、紫苑Sで接戦した フェアリーポルカや カレンブーケドールの活躍をみても、牡馬混合戦とはいえローカルのハンデ重賞でまったく歯が立たないとは思えません。

更新コメントにもあるように当日の馬場状態は気になりますが、3週乗り込んで態勢は整っていますし、昨夏の福島で1勝クラスを卒業しているようにコース適性にも不安はありません。好枠から斤量差をいかした立ち回りができれば、チャンスがあるのではないでしょうか。

 

 

福島11R ▲4パッシングスルー

 

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続いては、阪神1Rで勝ち上がりを狙う2歳馬 モントライゼ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/8  松永幹厩舎

  • 8日は栗東坂路で追い切りました(53秒1-38秒6-25秒2-12秒6)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。雨の影響で馬場は相当悪くなっていたのですが、それでもラスト1ハロン12秒6という上がりで、時計、動きともに十分と言える内容の調教でした。体調も引き続き問題ありませんし、前走後からここまで順調に来ることができましたから、今度は何とか決めてもらいたいですね」(松永幹師)12日の阪神競馬(2歳未勝利・芝1200m)に川田騎手で出走を予定しています。

 

 

先週の新馬戦でクラブ期待の良血馬 アークライトが惜敗してしまい、クラブの2歳勝ち馬はいまだ シュヴァリエローズ1頭だけ他のノーザン系クラブと比べても、サンデーR3頭、シルクR4頭、と少し出遅れている感じがあります。

デビュー戦でアタマ差だけ遅れをとってしまった モントライゼは、前走後に放牧の予定を撤回し、目標をここに定めて巻き返しを狙ってきました。

敗れたとはいえ前走も悲観する内容ではありませんでしたし、レース後に手綱をとった川田騎手から『いい背中をしていて楽しみな馬』というコメントも出ていました。

同じ前走2着馬 アルーリングギフトとの一騎打ちムードですが、ここはしっかりと決めてもらいましょう。

 

 

阪神1R ◎5モントライゼ

 

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最後は、函館4R 3歳未勝利戦に出走する エアリーフローラ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/8  函館競馬場

  • 8日は函館Wコースで追い切りました。「今朝は函館のウッドコースで追い切っています。後半の時間帯で馬場が重かったそうで、終いの時計はかかってしまいましたが、しっかり負荷をかけることができたのは良かったと思います。現地のスタッフからは、息の入りなども前走より良くなっていると報告を受けていますし、なんとかいい結果を期待したいところです」(寺島師)12日の函館競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1200m)に坂井騎手で出走を予定しています。

 

 

土曜日の記事でも触れましたが、キャロットクラブ3歳世代のロードカナロア産駒は、11頭が募集され、いまだに勝ち上がりが2頭だけと大苦戦。

2歳6月のデビューから惜しい競馬を続けていた エアリーフローラは、3戦目3着の後に軽微な骨折が判明しました。そこから立て直され、前走が久しぶりの復帰戦となりましたが、休養前と比べて12キロも体重が増えていたように、まだまだ仕上がり途上だった印象。ジョッキーからも『次は変わると思います』というコメントが出ていたように、実戦をひと叩きした変わり身に期待したいところです。

鞍上は土曜日にモーリス産駒を初勝利へと導いた好調の坂井瑠星騎手ですから、こちらも上手にエスコートしてもらいましょう。

 

 

函館4R ◎4エアリーフローラ

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています