少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

7月19日(日) キャロットクラブの注目馬

土曜日に行われた阪神6Rの新馬戦では、キャロットクラブの リリアンフェルスが見事に優勝。キャロットクラブ2歳世代 3頭目の勝ち上がり馬となりました。

 

また、このリリアンフェルス(ユールフェスト18)は、昨年9月の募集時期に『早期デビュー馬を探せ』という記事で取り上げた3頭のうちの1頭でした。

 

myhorse.hatenablog.com

 

80頭近い募集馬の中から、2000万円以下の3頭をピックアップして、早期デビュー&新馬勝ち馬を探し当てた訳ですから、なかなかの好結果ではないでしょうか。返す返すも、出資していないことが残念でなりませんが……笑

 

また、昨年の記事で紹介した探し方は一口馬主としては比較的スタンダードな方法?だと思いますので、まだ一口馬主としての歴が浅く、他クラブの募集馬で悩んでいるという方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

なお、取り上げた3頭のうちの1頭、スクウェアセイル(カラベルラティーナ18)が小倉でビューを目指して帰厩していますので、こちらの結果も楽しみに待ちたいと思います。

 

 

さて。日曜日は函館と阪神でそれぞれ重賞が行われ、函館記念にはキャロットクラブから有力馬2頭がスタンバイ。さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

レイエンダ

20/7/15  函館競馬場

  • 15日は函館芝コースで追い切りました(68秒0-51秒5-37秒8-12秒0)。「今週末の競馬に備えて今朝追い切りを行いました。先週は単走だったので、今週は併せで、クリストフに跨ってもらいました。僕は別の組で乗っていたので直視できなかったのですが、クリストフ曰く“ちょっとだけ太く感じたから今日動かして丁度良くなると思う”と言っていましたよ。前回はとても調子がいいと思っていただけに馬場によって良さを出せずに非常に残念な思いをしましたが、現時点での天気予報では今週末の天気は大丈夫そうですね。何とかこのまま持ってほしいと思っています。それに、条件戦のときとは言え過去に洋芝の舞台でいい走りができている馬なので、何とか巻き返してほしいと思っています」(津曲助手)19日の函館競馬(函館記念・芝2000m)にルメール騎手で出走を予定しています。

カウディーリョ

20/7/16  函館競馬場

  • 15日は軽めの調整を行いました。16日は函館Wコースで追い切りました。「先週は終いに少し気を抜くような素振りがあり、気がかりでした。これまで力んで走るようなところがあった馬が気を抜き出すと走らなくなる恐れが出てくるので、そこの確認をしておきたいと思い、今朝はジョッキーに跨ってもらって追い切りを行いました。気持ちの変化があったか確認したところ、以前乗った時と印象は変わらないということでした。懸念していた点は問題なさそうでしたし、ジョッキー本人もいい印象を持てたようで良かったです。滞在していることで毎日スクーリングができて落ち着きが出ています。カイバ食いに関してはこの馬として見るとイマイチでしたが、体は維持できていてコンディションは悪くありません。前走は厳しい形になりましたが控えて終いを伸ばすという競馬ができました。あのときの経験を如何に活かせるかがポイントになると捉えていますが、当初は逃げ馬がいないメンバー構成になりそうで心配していたものの、巴賞を勝った馬が出てきてくれたことで心配していた時よりはいい形でレースができるのではないか、前進しやすい環境になるのではないかと見ています。上手くまとまって、リズムを整えて良さを活かすような競馬をしてもらいたいです。競馬当日に昂りやすい馬ということを考えると、前走に引き続き無観客競馬というのは良い精神状態で臨みやすい環境にあると言えるでしょうから、重賞の舞台でもいい走りを期待しています」(堀師)19日の函館競馬(函館記念・芝2000m)に藤岡佑騎手で出走いたします。

 

 

今年は抜けた馬がいない大混戦で、GIII1勝の レイエンダが斤量57キロでトップハンデとなりました。

実績面はもちろんのこと、2戦2勝と洋芝コースを得意としていることもあり、トップハンデながら上位人気に支持されそうな雰囲気です。

前走の結果をみても当日の馬場は気になりますが、相手関係に恵まれましたから、ここで無様なレースできません。気性的にも滞在競馬はプラスになりそうですから、ここは力の違いを見せつたいところです。

 

いっぽうの カウディーリョも、札幌コースで2勝を挙げている洋芝巧者。速い上りを使えるタイプではないので、今回のコース替わりは歓迎です。

過去の成績を見ると重賞や格上挑戦では結果が出ておらず、まずはオープン特別を勝ってから、という気がしなくもありませんが、今回のメンバーならば格負けする心配もないでしょう。

兄姉に重賞好走馬がズラリと並ぶ良血馬で、古馬になってから力をつける血統ですから、ここで賞金を加算して出世の足掛かりとしたいところです。

 

 

札幌11R ◎1レイエンダ ○5カウディーリョ

 

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続いては、阪神9R 神鍋特別に出走する ガルヴィハーラ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/15  萩原厩舎

  • 15日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒0-52秒2-39秒0-11秒9)。「脚元は大きく変わりなく、全体的なコンディションもまずまずと思える状況にあります。成長分もあるとは思うけれど10キロちょっとは増えた状態での出走になるかな…という体をしていますが、前脚の出には軽さがあり、以前より良くなっているなと思える部分もありますよ。今朝はウッドチップコースで併せてありますが問題ない動きを見せてくれていますし、この後の様子に変わりがなければ今週の競馬へ向かおうと考えています。重さとブランク分がどう影響するかでしょうが、能力的には通用してもいいはずなので、何とかいい復帰戦になってくれたらと思っています。今回の鞍上は浜中にお願いすることになりました」(萩原師)19日の阪神競馬(神鍋特別・ダ1400m)に浜中騎手で出走を予定しています。

 

 

個人的な出資馬 アヌラーダプラの半兄で、待望の復帰戦となる ガルヴィハーラ

骨折で長らく戦線から離脱していましたが、2歳時に見せたパフォーマンスや全日本2歳優駿で接戦したメンバーのその後の活躍をみれば、本馬もオープン級の能力を持っていることは疑いようがありません。幸い、骨折は完治さえしてしまえばパフォーマンスに影響はないといわれていますから、ブランクが長いだけにいきなりからはどうかも、続けて使えるようであれば、遅れを取り戻すことも可能でしょう。

復帰戦だけにまずは無事にという一戦ですが、このクラスならば能力の違いで押し切っても不思議ではありません。

 

 

阪神9R ◎12ガルヴィハーラ

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています