少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

5月10日(日) 競馬の予想

いよいよ今週から東京競馬場で春のGI5連戦がスタート。キャロットクラブからは皐月賞天皇賞と出走がありませんでしたが、今週からは3週連続でGIに出走馬を送り込む予定です。

 

その第1弾となるNHKマイルCには、2歳女王の レシステンシアが登場。さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/5/6  松下厩舎

  • 6日は栗東坂路で追い切りました(56秒5-40秒5-27秒0-13秒7)。「今朝も坂路で追い切っています。先週ジョッキーを乗せた時は馬なりとはいえ、重い馬場である程度負荷もかかっているでしょうし、今日は輸送も考慮してサッと動かす程度に留めました。先週よりも馬体はさらに増えてきており、いい状態で臨むことができそうです。左回りも特に気にしていませんし、あとは東京への長距離輸送をうまくクリアしてもらえればと思います」(松下師)10日の東京競馬(NHKマイルC・芝1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

 

ルメール騎手との新コンビ結成でGI2勝目を狙う レシステンシア。

ここ2戦は結果が出ませんでしたが、チューリップ賞はペース、桜花賞は重たい馬場、とそれぞれ敗因はハッキリしています。それだけに、持ち前のスピードと先行力を遺憾なく発揮できる条件に変われば、巻き返しは必至でしょう。

懸念は、初の長距離輸送と、桜花賞で目一杯に仕上げられた後におつりが残っているか、の2点。見事にクリアできれば、2つ目のGIタイトルに手が届きそうです。

 

 

東京11R ◎3レシステンシア

  

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続いては、新潟大賞典に出走する メートルダール

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/5/6  戸田厩舎

  • 6日は美浦南ダートコースで追い切りました(84秒0-67秒4-53秒4-39秒6-13秒3)。「今週の競馬を目指すため、そして新潟への輸送があることを踏まえて、木曜日ではなく水曜日に追い切りをかけています。脚を擦ってくるところがあるのでウッドチップコースではなくダートコースを使って併せ馬を行いました。前の馬を1秒近く大きく追いかけて体を並べていくような追い切りで、わずかに及ばなかったように見えたものの、最後までしっかりと動けていて悪くなかったように思います。今週も終いを伸ばして負荷をかけてはいますが、先週ジョッキーに乗ってもらった時にもしっかりと動かしてありますし、だいたい思惑通りの調整ができたと思います。重賞でのハンデ戦となればオープンレースよりも斤量を背負わされなくて済み、実際、今回は56キロで出走となります。また、新潟外回りの2000mはいい舞台でもあるので、何とかいい走りを見せてもらいたいですね」(戸田師)10日の新潟競馬(新潟大賞典・芝2000m)に菅原明騎手で出走を予定しています。



当初は2月の白富士Sを目標に調整されていましたが、1月中旬の追い切り後に残念ながら鼻出血を発症。このレースで仕切り直しとなります。

過去に新潟の重賞で好走した実績はありますが、さすがに鼻出血明けの今回は追い切りの本数も少なく、けっして万全とはいえない印象。

ここは結果を求めるよりも、まずは鼻出血を再発させることなく無事に回ってくれば、といったところではないでしょうか。

 

 

新潟11R △13メートルダール

  

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3頭目は、東京10RブリリアントSにエントリーしている エルデュクラージュ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/5/6  池添学厩舎

  • 6日は栗東坂路で追い切りました(53秒1-38秒8-25秒4-12秒8)。「先週、先々週とコースで併せてしっかりやってだいぶ状態も上がってきましたし、今朝は坂路で単走、終い重点程度です。いつも坂路はそこまで動かないので、これで十分だと思います。得意の条件で斤量も軽くなるので、いい競馬を期待しています」(池添学師)10日の東京競馬(ブリリアントS・ダ2100m)にルメール騎手で出走を予定しています。



得意条件に照準を定め、オープン初勝利を狙う エルデュクラージュ。鞍上にルメール騎手を配して、必勝の布陣で臨みます。

どちらかといえば湿ったダートのほうが得意なタイプに映るだけに、当日の馬場がポイントになりそうですが、ライバルよりも軽い斤量で出走できるのは魅力的。

内枠スタートからインでしっかりと脚をため、ライバルよりもひと足先にスパートすれば、好勝負に持ち込めるのではないでしょうか。

 

 

東京10R ◎4エルデュクラージュ

 

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最後は、新潟5Rで初勝利を目指す クロワドフェール

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/5/6  斉藤崇厩舎

  • 6日は栗東CWコースで追い切りました。「先週の追い切りではまだ中身ができていない感じで物足りなさを感じましたが、その後は意識的にしっかり動かすようにしてだいぶ状態も上がってきました。今朝はCWコースで終いだけしっかり追ってみましたが、坂路よりも素軽く動ける印象ですし、今日のひと追いでさらに上向いてくれると思います」(斉藤崇師)10日の新潟競馬(3歳未勝利・芝1200m)に岩田望騎手で出走を予定しています。

 


帰厩後の追い切り本数が少なくけっして万全といえない状態ながら、デビュー戦であわやのシーンを作った クロワドフェール

2戦目は一度レースを使われた影響かテンションが上がってしまい惨敗しましたが、初戦の内容からポテンシャルの高さは証明済み。気性的に距離短縮も向きそうです。

前走の結果からそれほど人気にならない可能性が高く、そのぶん馬券的にはかなり面白そうな存在。当日の気配次第では、メインレースの前にひと勝負しようかと画策中です。

 

 

新潟5R ◎11クロワドフェール

 

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています