無観客競馬が続きますが、暦も5月となり、今週末の天皇賞から安田記念まで6週連続でＧＩが開催されます。
コロナ対策でさまざまな娯楽が規制されていますが、そのぶん競馬の予想に時間が掛かられるのは好都合！？馬券の的中率が上がったという私のような人も、少くないないのではないでしょうか。
さて。キャロットクラブは先週に続き土曜日に出走する馬が多く、今週は総勢9頭がスタンバイ。さっそく注目馬の陣営コメントをチェックしてみましょう。
まずは、京都9R でデビュー2連勝を狙う アルテフィーチェ。
クラブ発表の厩舎コメント
20/4/29 友道厩舎
- ２９日は栗東Ｐコースで追い切りました。「今朝は武豊騎手に乗ってもらってポリトラックで３頭併せを行いました。終い重点の内容ですが、ラスト１ハロンは１１秒３と鋭い反応でいい動きでした。ジョッキーも『まだパワーはないけれど悪くないですよ！』と話していました。これで態勢は整ったと思います」（友道師）５月２日の京都競馬（矢車賞・牝馬限定・芝２２００ｍ）に武豊騎手で出走を予定しています。
デビューこそ年が明けてからと少し遅くなりましたが、母が仏国GI2着馬という良血らしい走りで新馬戦を快勝。
今回は実戦を一度経験した上積みも期待でき、他馬と比べてキャリアこそ浅いものの、伸びしろの大きさで2連勝を狙います。
速い脚がないということなので、外回りコースがカギになりそうですが、鞍上はペース判断に長けた武豊騎手。不安をよそに、好枠からアッサリと押しきるシーンが見られるかもしれません。
京都9R ◎3アルテフィーチェ
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続いては、2頭が出走する福島12Ｒ 喜多方特別。
クラブ発表の厩舎コメント
ノーブルワークス
20/4/29 吉田厩舎
- ２９日は軽めの調整を行いました。「先週は金曜日に坂路で全体５３秒１という時計を出しており、今週は火曜日に全体５１秒８、ラスト１ハロン１２秒８をマークしています。もうひと追いできればベストですが、それでも追い切りを重ねることでだいぶ体を使って動けるようになってきました。気の強いタイプなので休み明けでも走れると思いますし、あとはゲートがどうかですね。先週駐立の確認をした時はおとなしかったのですが、念のためレースまでにジョッキーを乗せて再度確認することも考えています」（吉田師）５月２日の福島競馬（喜多方特別・芝１２００ｍ）もしくは３日の福島競馬（４歳上１勝クラス・芝１２００ｍ）に西村淳騎手で出走を予定しています。
20/4/29 手塚厩舎
- ２９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６６秒４－５１秒８－３８秒４－１２秒５）。「１週間前の時点ではちょっと重めかなと思いましたが、先週半ば、週末としっかり目に動かし、その他の日もじっくりと乗り込んでよりいい状態をつくっていけるように取り組んできました。そして今朝改めて追い切ったところ、５ハロン６７秒を切るくらいで、動きもしっかりとしていました。目方的には若干重いかもしれませんが、それでも今日の動きならば対応できるのではないかと思えましたね。それに、馬場を考えるとやはり新潟の開幕週よりは福島の最終週のほうがこの馬にはチャンスがあると思えます。慣れが出ないよう、本番で気持ちを乗せるためにレースのときだけ１２００ｍに対応できるようにブリンカーかチークの着用も検討していますし、上手くハマってほしいと期待しています」（手塚師）５月２日の福島競馬（喜多方特別・芝１２００ｍ）か３日の福島競馬（４歳上１勝クラス・芝１２００ｍ）に嶋田騎手で出走を予定しています。
このクラスにも慣れて好走が続くノーブルワークスは、そろそろ順番が回ってきそう。
帰厩してからの日が浅く追い切りの本数が物足りないという印象は拭えませんが、重馬場もこなせるパワータイプだけに、最終週の馬場はもってこいでしょう。
いっぽうの プロスペリティは、1勝クラスに上がってから苦戦が続き、1年半近くも勝ち星から遠ざかっています。今回は馬具を工夫し、条件をガラリと変えて臨みますが、これまでのレース振りからいきなり勝ち負けまで期待するのは厳しそう。
まずは、芝の短距離に適性をみせてくれれば十分ではないでしょうか。
福島12R ◎8ノーブルワークス △2プロスペリティ
※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています
