今週末のレースに向けて調整を進めている出資馬 アヌラーダプラ (2歳メス)の近況が更新されました。
クラブ発表の近況情報
19/11/13 萩原厩舎
- 13日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒6-53秒1-39秒6-13秒8)。「今日の追い切りを担当しました。ギアが入った時の速さには驚きますが、そうは言ってもまだ2歳で頼りない部分があるのも確かです。今日は向こう正面からリズムよく走れていてコーナーも比較的良かったのですが、直線へ向いた途端馬場が悪かったことでリズムが一度悪くなりかけました。そこで鼓舞する必要があったのですが、勢いを取り戻すと大丈夫でした。ただ、直線はずっと馬場が悪い状態だったので無理に伸ばそうとすると脚元に負担をかけることになると思いました。先週ジョッキーが乗ってしっかりとやれていたこともあり、最後は抱えたままで終わらせています。良い馬場で走れれば何ら問題はないと思います」(南田助手)「今日は直線の馬場に気を遣うことになりましたが、乗り手がよく考えて上手く対処してくれており、問題はありません。今日に限った話ではないのですが、反動などがないかしっかりと確認しておきます。どちらのレースにするかはギリギリまで検討するつもりですが、現時点では1400mのほうがより競馬はしやすいかなと思えるので、そちらに重きを置いて考えています」(萩原師)16日の東京競馬(2歳1勝クラス・芝1400m)か17日の東京競馬(赤松賞・牝馬限定・芝1600m)に三浦騎手で出走を予定しています。
水曜日の追い切りではちょっとしたアクシデントがあったようですが、大事にいたらずにひと安心です。
注目の出走レースですが、意外なことに?土曜日の7ハロン戦が本線のようですね。日曜日に現地観戦へ行くつもりだった人は急いで変更の準備をしましょう 笑
レース選択の真意まではわかりませんが、おそらくレースでの消耗を最小限にとどめることに主眼を置いた結果ではないでしょうか。
元出資馬で叔母にあたる シンハライトも気性面に危ういところがありましたが、それでも2戦目には距離短縮となる7ハロンの紅梅Sが選ばれました。
アヌラーダプラも2戦目は距離短縮となる可能性が高くなりましたが、おそらく後々の折り合い面を含め、悪い影響はないと師が判断したのでしょう。
本番までにどこかで厳しいレースを経験させる必要はあると思いますが、来春の大舞台へと駒を進めるためにも、まずは手堅く2勝目を挙げて欲しいですね。
*クラブ公式サイトより 調教から上がってくるアヌラーダプラと三浦皇成騎手(右)