少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

JBC競走の予想

週末のJRA競走はすべて終了しましたが、嬉しいことに3連休のお楽しみはまだ終わりません。

 

週明けの祝月曜日には浦和競馬場地方競馬の祭典JBCが行われます。

 

 

今年はキャロットクラブから2頭がエントリーしてますので、さっそく厩舎コメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、JBCスプリントの挑戦する トロヴァオから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/10/31  荒山厩舎

  • 31日は小林分場ダートコースで追い切りました(66秒7-50秒0-36秒8)。「今朝の最終追い切りは単走で動かしています。少し気合いを付けた程度ですが、直線は良い反応を見せてくれました。ここ数戦は非常に良い状態ですが、今回も納得のいく形で送り出すことができそうです。着狙いという気はサラサラないので、最高の結果を求めて送り出したいと思います。今回は勝負をかける意味でレース直前にメンコを外す予定です」(荒山師)11月4日の浦和競馬(JBCスプリント・ダ1400m)に矢野騎手で出走を予定しています。

 19/10/23  荒山厩舎

  • この中間は小林分場ダートコースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週は良い結果とならず、申し訳ありませんでした。思惑とは異なる控える競馬で力を出し切れたとは言えない結果でしたので、非常に悔しいですね。走り切っていないのか、馬は元気いっぱいです。次走に関してですが、浦和で行われるJBCスプリントを予定しています。中2週になりますが、スパーキングサマーCの時も同様の形でしたし、走り切っていない現状であれば問題はないでしょう。これまで出走した浦和は外枠やスタートで後手を踏んでいてベストな走りはできていませんが、上手く運ぶことができれば勝負はできると見ています。出走させるからには何とか一泡を吹かせられるような競馬ができればと考えています。なお、今回の鞍上は矢野貴之を予定しています」(荒山師)11月4日の浦和競馬(JBCスプリント・ダ1400m)に矢野騎手で出走を予定しています。

 

 

陣営いわく"渾身の仕上げ"で臨んだ前走でしたが、チグハグな競馬で力を出し切れませんでした。その結果を受けて、中2週でのJBC参戦を決めたようです。

 

強気のレース選択には好感が持てますが、今回は中央の強豪が相手ですからどうでしょうか。

 

今回の舞台は南関でもクセのある浦和競馬場。高いコース適性さえあれば中央馬の一角崩しも十分に可能だと思いますが…その適性面でもこれまでの実績からそれほど胸を張れません。

 

 

現状は地方重賞で好走するために注文がつくレベルですから、上手く立ち回って掲示板に載れば上出来ではないでしょうか。

 

 

浦和9R △7トロヴァオ

 

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続いては、JBCクラシックに挑戦する ストライクイーグル

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/10/30  ミッドウェイF

  • 30日は坂路コースで追い切りました(38秒0-24秒6-12秒2)。「今朝の最終追い切りではヨンカーと併せて負荷をかけています。1週前の時点である程度の負荷をかけていましたので、今回は整えるイメージでしたが抜群の動きを見せてくれましたよ。南関東へ移籍後では間違いなく最高の状態にあると言っていいでしょう。メンバー的にも台頭できる余地は十分にあると考えているので、1番上の着順を狙って鞍上には騎乗してもらうつもりです」(ミッドウェイF担当者)11月4日の浦和競馬(JBCクラシック・ダ2000m)に吉原騎手で出走を予定しています。

19/10/23  ミッドウェイF

  • 23日は坂路コースで追い切りました(37秒7-24秒4-12秒2)。「今日の1週前追い切りはショコラブランと併せて強めに動かしています。最後は併入ですが、手応えは相手を上回っていましたよ。レースへ向けて、良い形で進めることができていると言えるでしょう」(ミッドウェイF担当者)11月4日の浦和競馬(JBCクラシック・ダ2000m)に吉原騎手で出走を予定しています。

 

 

さらなる活躍の場を求めて今年6月に南関へと移籍した ストライクイーグル。大井競馬場への高い適性を示し、移籍2戦目で早くも南関重賞のタイトルを手にしました。

 

中央在籍時に、こういう形で今年のJBC参戦が決まるとは、出資者の皆さまも想像していなかったのではないでしょうか。ただ、そもそもキンシャサノキセキ産駒がこうしてダート中距離で大成したこと自体、出資者の皆さまにとっては想定外(嬉しい誤算?)だったのかもしれませんね。

 

 

3歳秋の転厩、そして今年の地方移籍を経て大舞台への切符を掴んだ ストライクイーグルですが、改めて今年のJBCクラシックのメンバーを見渡してみると、地方競馬でデビューし、この舞台まで駒を進めてきた馬は1頭しかいません。交流重賞JRA出走枠は限られており狭き門ですから、こうして地方に移籍してチャンスを広げるという選択も有効だと改めて感じさせられます。

 

 

せっかく手にしたチャンスですから、ストライクイーグルにはなんとか頑張って欲しいところですが、相手関係以外にカギとなるのはやはり浦和コースの克服でしょう。

 

中央時代に勝利をおさめたのは東京や京都といった大箱のコースで、小回りのローカルコースでの勝利実績はありません。地方でも最大級の規模を誇る大井コースならば心配いりませんが、直線が短くコーナーを走る距離が長い浦和コースをこなせるかは未知数です。

 

ただ、今回のJRA勢はジックリと控えるタイプが多く、前へ行く馬に展開が向きそうですから、シュテルングランツの2番手あたりから絶妙のタイミングでスパートすれば、ひょっとしたら見せ場をつくれるかもしれません。

 

 

浦和10R ☆4ストライクイーグル

 

 

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*ストライクイーグル 調子の良さをいかして1つでも上の着順を期待