この秋はキャロットクラブから大挙3頭が豪州に渡り、現地のGIにチャレンジします。その先陣を切るのが、コーフィールドカップ(芝2400m)に出走する メールドグラース。
さっそく、厩舎コメントをチェックしてみましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
19/10/16 豪州・ウェリビー競馬場
- 15日はコーフィールド競馬場芝コースで追い切りました。16日は軽めの調整を行いました。「火曜日はレースが行われるコーフィールド競馬場に行き、レーン騎手騎乗で追い切りました。清水師と相談して、半マイルからハロン15秒で入り、ラスト2ハロンを伸ばすという指示で追ってもらっています。筋肉の張りなどボディコンディションに関しては、レースに向けてちょうどいいという感触です」(NF獣医師)「追い切りに合わせてオーストラリアに入っています。火曜日の追い切りは終い重点でしたが、ジョッキーは『直線しっかり反応してくれていい動きでした。追い切り後の息の入りもとても良かったです』と好感触を伝えてくれました。馬体はちょうど良く仕上がってきて、今朝の様子も落ち着きがあって良かったです。あとはレースに向けてしっかりコンディションを整えていきます」(清水久師)19日の豪州・コーフィールド競馬(コーフィールドC・芝2400m)にレーン騎手で出走いたします。
19/10/9 豪州・ウェリビー競馬場
- 9日は軽めの調整を行いました。「火曜日に芝コースで4ハロン15-15程度を乗り、今朝はポリトラックコースを1周、軽いキャンターで走らせました。だいぶ環境に慣れてカイバも完食していますし、体調は引き続き良好です。今のところ明日追い切る予定です」(NF調教主任)「先週渡豪し、3日、4日と馬の状態、調教を見てきました。競馬を使っていた時と比べて数字は減っていましたが、しっかりカイバを食べながら調教を重ねて作った体で、細くは見せていませんでしたし、馬体の張り、ツヤは申し分ありませんでした。来週は追い切りから見に行く予定です」(清水久師)19日の豪州・コーフィールド競馬(コーフィールドC・芝2400m)にレーン騎手で出走を予定しています。
上半期に日本の重賞路線では成績がやや頭打ちになっていた クルーガーが、クイーンエリザベスSで2着に好走。この結果を受けて、豪州馬のレベルはそれほど高くないのでは?という印象を持った人が多いかもしれませんが、はたしてどうなのでしょうか。
仮に今回のメンバーのレベルが低かったとしても、レース間隔や輸送、距離など メールドグラースにとって克服しなければならない課題も多く、あまり楽観はできません。
ただ、破竹の5連勝中という勢いをもってすれば 少々のハンデくらいは軽く乗り越えてくれそうな予感もあります。
馬券的には"消して妙味あり"というケースかもしれませんが、凱旋門賞では悔しい思いをしましたから、ここはぜひ日本馬に頑張ってほしいという期待を込めて本命視したいと思います。
コーフィールド9R ◎3メールドグラース
*GI初挑戦が海外レースという異例のチャンレンジは成功するか!?
(10/16 豪州・ウェリビー競馬場)