少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

11月15日(日) キャロットクラブの注目馬

今週から秋のGI開催後半戦がスタートし、日曜日に行われるエリザベス女王杯には、キャロットクラブから センテリュオが挑みます。

 

それでは、さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/11/11  高野厩舎

  • 11日は栗東坂路で追い切りました(52秒4-38秒1-24秒8-12秒4)。「今朝も先週に引き続き坂路で単走の追い切りを行いました。最終追い切りですが、終いはビシッとやっています。馬体も追い切り前の段階で486キロと十分あるので、遠慮せずに攻めることができたのは大きいですね。動きはとても良かったですし、申し分のない仕上がりでレースに臨めそうです」(高野師)15日の阪神競馬(エリザベス女王杯牝馬限定・芝2200m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

20/11/4  高野厩舎

  • 4日は栗東坂路で追い切りました(53秒9-39秒0-25秒1-12秒3)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。先週末には坂路で4ハロン58秒1-13秒1という時計を出しており、その時の気配も良かったのでこれなら順調に進めて行けそうという手応えでしたが、今朝も抜群でした。このまましっかりコンディションを整えつつレースに向けて仕上げていきたいと思います」(高野師)15日の阪神競馬(エリザベス女王杯牝馬限定・芝2200m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

 

 

前走で念願の重賞タイトルを手にした センテリュオは、コメントからも判るように、5歳の秋を迎えて充実一途。

マーメイドSオールカマーで本番に臨む臨戦は、クラブの先輩 マリアライトと同じで期待は膨らみます。

まだ実績面では上位陣に見劣るものの、重賞未勝利だった昨年でも4着に好走していますから、阪神へのコース替わりがプラスになれば、さらに上の着順も狙えるはずです。 

 

 

京都11R ▲8センテリュオ

 

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続いては、2頭がエントリーしている東京5Rの新馬戦。

 

クラブ発表の厩舎コメント

フェットデメール

20/11/11  武井厩舎

  • 11日は美浦南Wコースで追い切りました(55秒8-40秒5-13秒8)。「最短で今週の競馬も視野に入れたうえで今朝追い切りを行いました。ウッドチップコースに入れて2頭併せにし、馬なりで追走併入というものです。今回は道中でかなり行きたがり、ギリギリの折り合いでしたね…。これまでは前向きでも折り合えていましたが、追い切りを重ねてきて気持ちが乗ってきた分だけそういった面が出てきたのかもしれません。ただし、どうしようもないほどではないので、レースのペースであれば大丈夫ではないかと思いますし、初戦であればより対応しやすいのではないかと見ています。そういう課題を見せていますけれど、他の2歳馬たちが苦労する重たい馬場のなかでもいいバランスでしっかりと走れていますし、道中の息遣い、息の入りもいいですよ。馬体重は422キロ。週末にいったん良くなったかなと思えたカイバの食いが今週になってまたちょっと頼りなくなってきているので、やはりあまり引き延ばすのは良くないという考えから今週の競馬へ向かうことにします。ギリギリでのジャッジになりましたし、エリザベス女王杯ならびに福島記念が行われている日のレースとあってなかなか思うようなジョッキーを確保することはできなかったのですが、今回関西から来る荻野極ジョッキーを確保しましたので、彼とのコンビで初戦へ向かうことにします」(武井師)15日の東京競馬(2歳新馬・芝1600m)に荻野極騎手で出走を予定しています。

トゥルーアート

 20/11/11  大竹厩舎

  • 11日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒8-39秒0-12秒3)。「今回お願いした皇成ですがウチの厩舎の馬に乗ることはさほど多くないものの、乗って勝たせてくれた時もありますよ。それに、お姉さんのマスターワークが鹿戸厩舎ということもあり、所属の皇成も良く知っていると思い彼に依頼をしています。そして、レースだけでなく今朝の追い切りにも乗ってもらいました。感触は良かったようで、彼自身気持ちを込めて乗ってくれるはずですよ。脚元のことがありましたし、実際歩様を見ても慎重になるのは否めませんが、今回順調に調教を積むことはできたと思います。先週ゲートから出して普通に出られることを確認していますし、レース当日変に気負ったり、力んだりしすぎず、落ち着いてレースへ向かい、程よく流れに乗って良さを出せるようになってくれたらと思っています」(大竹師)15日の東京競馬(2歳新馬・芝1600m)に三浦騎手で出走を予定しています。

 

 

エピファネイアディアデラマドレ という 血統のフェットデメールは、現3勝クラスのクラヴェルの全妹。

募集時の写真は姉よりも薄手の馬体で、どちらかといえば祖母である ディアデラノビアの血が濃く出ているような印象を受けました。

いかにもデビュー戦から動けそうな血統ですが、コメントからも判るように、若干見切り発車という感は否めず、今回は素質の高さに期待、といった印象。

 

いっぽうの トゥルーアートは、クラブと相性の良いダイワメジャー産駒。

9月に入厩したものの左膝に熱感があり、今回は仕切り直しでのデビューになりますが、いまのところは安定しているようです。

万全の態勢という雰囲気ではありませんが、メートルダールの半妹という良血馬ですから、初戦からよいレースを期待したいところです。

 

 

阪神5R ▲6トゥルーアート ☆2フェットデメール

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています