6日(金)からいよいよキャロットクラブの19年度募集がスタート。
1年で一番テンションが上がる時期ですが、みなさま出資馬検討を楽しんでおりますでしょうか。
私はこれまでキャロットクラブで通算9頭に出資してきましたが、今年の出資馬が区切りの10頭目になるということもあり、これまでとは少し違った馬にもトライしてみたいと思っています。
これまでの成績を振り返ってみると、全15勝中12勝を挙げているディープインパクト産駒に、まさに"おんぶにだっこ"という状態。
また、幸運にも重賞を勝たせてもらいましたが、すべての勝ち星が芝レースという、非常に偏った成績でもあります。
やはりバラエティーに富んだラインナップが理想的という思いもあり、、
- ダートで息の長い活躍ができそうな馬
- 2000万円以下の低価格帯
このあたりにも注目して検討をしています。
ただ、よほど馬を見る目がないかぎり、低価格帯から活躍馬を見つけることは困難でしょう。これが簡単ならば、誰も苦労はしませんよね。
そんな前置きがありつつも、ダート未勝利の一口馬主が選んだ注目馬がこちら!
ダート馬を選ぶならば、やはり関西馬でしょう。
関東馬の場合、主戦場は東京と中山になりますが、この2つの競馬場はコースや距離設定が違いすぎます。
とくにダートの場合は同じ距離設定が2400mしかなく、よほど器用なタイプでないかぎり"東京でも中山でもOK"とはならないでしょう。また関東圏は、中山、福島、新潟の各競馬場にダ1400mのコース設定がない点もマイナスだと感じます。
いっぽう、京都と阪神はコースと距離に類似性が多く、東京と中山ほど違いを気にする必要はありません。よほど右回りが苦手という馬でないかぎり、年間を通じてレース選択に困ることはないでしょう。
ツィンクルヴェール18は母が高齢という点と、厩舎がまだあまり活躍馬を出していないのでそれほど人気にはならないと思いますが、どうでしょうか。
馬体は雄大でまさにダート向きですし、全兄のアドマイヤビクター も3勝を挙げていますから、オスとメスの違いこそありますがいちおう血統面での裏付けもあります。
母が高齢のためアドマイヤビクターよりそれなりの割引が必要だとは思いますが、よほどスピードが足りない…ということがなければ勝ち上がれるのではないでしょうか。
牝馬限定のダート上級レースが少ない点はネックですが(JRA重賞はゼロ)、この価格ですから、そこまで高望みをしなければ十分に楽しめそうです。
いっぽうの リーチコンセンサス18は母優先対象馬。牡馬ということもあり、ツィンクルヴェール18よりはこちらの方が人気になりそうです。
管理する西村厩舎は、矢作厩舎から移籍したイペルラーニオを転厩早々に連勝させるなど、キャロットクラブの中で株が上昇中。良い馬を回してもらった可能性も考えられますし、 今年のマーメイドSで初重賞制覇を挙げるなど厩舎に勢いがある点も◎。
また、馬自身に目を向けると、 ヘニーヒューズ x フレンチデピュティ というバリバリのダート血統。
祖母のインディスユニゾン から広がるファミリーには、ノームコアや クロノジェネシスといった現役の活躍がおり、非常に活気のある母系です。
ネックを挙げるとすれば、これまでにデビューした兄姉の成績があまりパッとしないことと、ヘニーヒューズ産駒がやや早熟傾向で、比較的賞味期限が短い馬が多いという点でしょうか。
今回はダート馬&低価格帯という視点から、2頭の注目馬をピックアップしてみました。
今年のラインナップは魅力的な馬が多いので、この後もいろいろな視点から募集馬を眺め、応募期間ギリギリまで楽しみたいと思います。