昨年からS1に昇格したレースで、いわゆる3歳三冠のレースではありませんが、ひと夏越した3歳馬同士の力関係をはかる意味でも非常に重要な一戦。
単勝1番人気に支持されたのは、東京ダービー馬のヒカリオーソでした。
*東京ダービー馬が川崎に堂々凱旋!中央でもお馴染み西森オーナーの勝負服ですね
これに対して、差のない2番人気に支持されたのがJDDでヒカリオーソに先着した元ホッカイドウ競馬のウィンターフェル。
*惜敗続きにピリオドを打てるか?虎視眈々とS1奪取を狙う
戦前の下馬評では2強ムードでしたが、レースもそのとおりになりました。
最後の直線では2頭のマッチレースとなり、道中2番手から直線手前で先頭に躍り出たヒカリオーソが最後まで抜かせずに優勝。ダービー馬の貫録を見せつけました。
遡って、この日の6Rに行われた2歳限定レース ラビリンス賞には、キャロットクラブの2歳馬フェアウェザーが参戦。
今回も引き手はいつもの女性厩務員の方でした。
2番人気に支持され好結果が期待されましたが…
レースは残念ながら5着という結果。手綱をとった矢野騎手はレース後に『早めに仕掛けていこうと思いましたが、直線までスペースがありませんでした』というコメントをしていたようですが、最初のスタンド前でジョッキーが早々に最内へとエスコートしていましたから、さぞ悔しかったことでしょう。
フェアウェザーは力がありますから、個人的にも好位の外めからスムーズに押し切る戦法をとったほうが良かったと感じました。
今後のためにもここは勝っておきたいレースでしたが、2勝目は次走以降に持ち越しですね。
レース当日はゲストによるトークショーもありました