出資馬の ヴェールアップが2勝クラスに出走し、12着という結果でした。
クラブ発表の厩舎コメント
22/6/11 橋口厩舎
- 11日の中京競馬ではスタートで立ち遅れて後方から。向こう正面で外から少しずつ上げて中団あたりにつけるが、直線では余力が残っておらず12着。「う~ん、いい状態でレースに向かえたので巻き返してほしかったのですが…。ジョッキーに話を聞くと『最初はゲート内で大人しくしていたのですが、開く直前にバタバタしてしまいました』とのことで、タイミングの悪いところでスタートを切られてしまいました。砂を被ると嫌がって頭を上げていましたし、そのまま後ろまで下がって、今度は外へと持ち出して…とロスの大きい競馬になってしまいましたね。今日はリズムが悪くてまったく力を出し切れませんでしたし、この結果は度外視したいです。本当に申し訳ありませんでした」(橋口師)大幅なプラス体重は前走で減った分が戻ったもので、立て直していい状態で向かうことができました。それだけにスタートの後手は痛かったですし、終始スムーズさを欠くようなレースで、この馬の良さをまったく発揮できずに終わってしまった印象です。リズム良く行ければ違うはずですから、次での巻き返しに期待したいと思います。
ゲートが開く直前から急に落ち着きがなくなり、最悪のタイミングでスタートが切られてしましました。その後は、内にエスコートしようとする鞍上と、それを嫌がる馬との間でケンカがはじまってしまい、まったく噛み合わないままレースが終了。
やはり3走前に馬が受けたメンタルのダメージは大きく「この結果は度外視したい」と言っている調教師には、立て直すことは難しいのではないでしょうか。
いろいろと条件が噛み合えばどこかで好走するかもしれませんが、その前に大事故が起こってしまう可能性もゼロではありません。残念ですが、そうなる前に繁殖に上げてしまう方が良いのかもしれません。
少頭数になりやすい芝の長距離戦を試して欲しいという気持ちもありますが、最近のキャロットクラブはかなり前に次の目標レースを決めている感じがするので、実現は難しい気がしています。
2022/6/11 中京競馬場