少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

6月21日(日) 競馬の予想

今週の日曜日は東西で注目の重賞が行われ、特に東京競馬場で行われるユニコーンSは、ここ5年の優勝馬がすべて後にGI級レースを制しているという出世レース。

 

いつかはこのレースで勝ち負けできるような馬を一口持ってみたいと思っていますが、牝馬優先で出資馬を選んでいるためか、なかなか実現できません。ダートでの活躍を見込んで出資した2歳馬 ヴェールアップには是非がんばって欲しいところですが……はたしてどうなるでしょうか?

 

 

さて、キャロットクラブは重賞にこそエントリーがありませんが、阪神メインの米子Sに出走する カテドラルをはじめ、日曜日は総勢8頭がスタンバイ。

 

来週は帝王賞宝塚記念とビッグレースが続きますから、クラブとしても良い結果を残して弾みをつけたいところでしょう。

 

それでは、さっそく注目馬の陣営コメントをチェックしてみたいと思います。まずは、米子Sにエントリーしている カテドラルから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/6/17  池添学厩舎

  • 17日は栗東坂路で追い切りました(55秒4-39秒8-25秒6-12秒6)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。先週の追い切りでほぼ態勢は整ったので、今日はリラックスして走れるよう心がけています。馬なりでしたが、頭を上げることもなく、回転の速いフットワークでいい内容だったと思います。予定どおり除外権利も確保できましたし、この後もレースまでしっかり調整していきます」(池添学師)21日の阪神競馬(米子S・芝1600m)に福永騎手で出走を予定しています。

 

 

金杯出走後の放牧中に左トモに傷腫れが出来てしまい、復帰が遅れてしまった カテドラルですが、ジックリと時間を掛けて立て直されたおかげで状態はかなり良さそうです。

昨秋はマイルの王道路線を歩み、マイルCSでは最速の上りをマークして6着に健闘したほどの実力馬ですから、オープン特別ならば能力上位は疑いようもありません。

成績にややムラがありますが、阪神ではまだ崩れたことがないので、今回の舞台は申し分ありません。今後のレース選択を楽にするためにも、何とか優勝して賞金を加算しておきたいところです。

 

 

阪神11R ◎2カテドラル

 

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続いては、3頭がエントリーしている東京9R青梅特別。

 

クラブ発表の厩舎コメント

ラティーンセイル

20/6/17  加藤征厩舎

  • 17日は美浦坂路で追い切りました(53秒1-38秒3-25秒2-12秒7)。「先週は予定通り木曜日に軽く時計を出し、その後もじっくりと動かしながら立ち上げてきました。その甲斐あって前走後に見せていた疲れは抜けてきたように思えたので、今朝坂路コースにて馬なり調整ですがしっかりと求めたい負荷をかけることができました。前走時に見せていた弾むようなフットワークを見せており、前走と同様の状態で送り出せそうな気がしています。ダミアン・レーンジョッキーで調整がついたので、良い競馬を期待しています」(加藤征師)21日の東京競馬(青梅特別・ダ1600m)にレーン騎手で出走を予定しています。

ソルドラード

20/6/17  藤沢和厩舎

  • 17日は美浦坂路で追い切りました(54秒1-39秒6-25秒7-12秒5)。「この中間もいい意味で変わりなく来ていますよ。前走からさほど期間が空いていないですし、変わりなく使えそうなのが一番。脚元のことがあるのでソルドラードはもともと坂路追いが多いですが、暑いですし、今朝の追い切りもオーバーワークには気を付けて坂路にしてあります。3ハロン40秒ほどと時計的に見ても派手さはないものの、じっくりと動かして感触は悪くないですし、気配もまずまずなので大丈夫なはずです。あとは無事に使えるかどうかですよね。登録頭数が多いので出走間隔がそこまで空いていない馬にとっては出走が厳しく、おそらく来週も似たような状況になるはずです。なので、ソルドラードは今週のハンデ抽選にかかっているわけですが、特別登録上では対象馬が3頭以上いましたから、何とかここを突破してもらいたいです」(津曲助手)21日の東京競馬(青梅特別・ダ1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。

ヴァルディノート

20/6/17  吉岡厩舎

  • 17日は栗東坂路で追い切りました(54秒3-39秒7-26秒5-13秒1)。「この中間も左トモの違和感などはなく順調に乗り込めています。今朝は坂路で単走、強目に追い切りました。馬場は結構悪くなっている時間帯だったのですが、しっかりした脚取りで力強く走れていたと思います。ハンデは予想より1キロ重いかなという印象ですが、出来はいいのでなんとかいいところを見せてもらいたいですね。鞍上は北村宏騎手に依頼しました」(吉岡師)21日の東京競馬(青梅特別・ダ1600m)に北村宏騎手で出走を予定しています。

 

 

抽選待ちだった ソルドラードが無事に当選し、3頭出しが実現。しかし、それぞれが 確勝級だと思われる ソルドラードラティーンセイルのバッティングは、なんとも勿体ないかぎり。理想は同着ですが、さすがにそう上手くはいかないでしょう。

前走の走破タイムを比べても両者の実力はほぼ同等の評価ができ、牝馬限定戦からメンバーが強化されるぶん ラティーンセイルの評価を少し下げましたが、上手くレースを進めたほうが先着するのではないでしょうか。

苦戦が続くヴァルディノートは、4歳になってからの成績をみると少し成長が物足りない印象。

 

 

東京9R ◎4ソルドラード ○1ラティーンセイル 12ヴァルディノート

 

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最後は、阪神5Rでデビュー勝ちを目指す シュヴァリエローズ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/6/17  清水久厩舎

  • 17日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで追い切りました。先週ジョッキー騎乗でしっかりと負荷をかけていますし、今週は併せて馬なりでサッとやったのですが、3頭併せできっちりと先着していい動きでした。細身でまだ心身ともに幼いところはありますが、調教ではよく動けていますし、いい状態で臨めそうなので楽しみです。馬体重は420から430キロくらいでの出走になる見込みです」(清水久師)21日の阪神競馬(2歳新馬・芝1600m)に川田騎手で出走を予定しています。

 

 

サンデー2勝、シルク2勝と順調に勝ち馬が出ている他のノーザンF系クラブに対し、いまだ勝ち上がり馬が出ていないキャロットクラブ。

少々出遅れた感はありますが、昨年の2歳女王 レシステンシアが10月デビューだったことを考えても、まだまだ焦る時期ではありません。

今週デビューする シュヴァリエローズは、母がフランスの重賞ウイナーという期待のディープインパクト産駒。小柄な馬体ながら調教では好時計をマークしており、態勢は万全。なかなかのメンバーが揃って一筋縄ではいきませんが、クラブの勝ち上がり第1号を目指して頑張ってもらいましょう。

 

 

阪神5R ◎12シュヴァリエローズ

 

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています