少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月28日(土) 競馬の予想

早いもので秋の中山、阪神開催も今週で終了。

 

4回阪神開催の最後を飾る重賞は、距離2000mのダートで行われるシリウスステークス。このレースにはキャロットクラブから ピオネロが出走します。

 

さっそく、陣営のコメントをチェックしておきましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/9/25  松永幹厩舎

  • 25日は栗東坂路で追い切りました(52秒6-37秒7-24秒5-12秒4)。「引き続き、今週も坂路で単走の追い切りを行いました。終いはしっかりと追ってほしいという指示でしたが、整地作業直前の馬場がかなり荒れている時間帯で全体52秒6、ラスト1ハロン12秒4と数字、動きともにまったく問題ありませんね。年齢を重ねても老け込んだ感じはなくとにかく元気いっぱいで状態は良好ですから、もちろんいい競馬を期待しています」(松永幹師)28日の阪神競馬(シリウスS・ダ2000m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 

 

大きく崩れることなくダートで堅実な走りを続ける ピオネロは実に馬主孝行な馬。ただし、年齢はすでに8歳と高齢で、やはりピーク時の能力を望むのは厳しいでしょう。

 

17年シリウスS3着を最後に重賞では苦戦が続いていますので、距離的にベスト条件とはいえ入着できれば…といったところではないでしょうか。

  

かわって、個人的に注目しているのは、阪神2000mコースが大得意な ジョーダンキン

 

これまで重賞には2度挑戦して0.6秒差と0.4秒差。過去に3勝を挙げているベスト舞台に替われば馬券圏内も十分に狙えそうです。

ただし、JRA通算成績[4-6-0-2]とやや勝ち味に遅い面があるので、馬券は馬連か3連複を中心に。

 

 

阪神11R ○11ジョーダンキング △1ピオネロ

 

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いっぽう、この日はキャロットクラブから2頭の2歳馬がデビュー予定。

 

まずは、中山3Rに出走する ユールファーナからチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/9/25  和田勇厩舎

  • 25日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒4-54秒5-40秒9-13秒4)。「検討した結果、先週は週の後半に軽く時計を出して週末は時計を出さずじっくり動かす調整にしました。2週延びることでコンディションを維持できるか不安があったものの、上手く乗り越えてくれそうです。カイバ食いなど若干心配な部分はあるものの、メンタル面がギスギスせずにここまで来ているのが何よりです。もともと穏やかな性格の馬ですが、いい意味でのんびりとした人にこの馬を担当してもらっているので、呼吸が合っているのでしょうね。今朝はウッドチップコースで追い切ったのですが、あくまでもやりすぎないことを心がけた内容にしています。余裕をもって最後まで駆けることができていたので、何とか無事に送り出せるはずです。鞍上についてですが、丸山ジョッキーには先約があるためいったんは乗れないという話になっていたのですが、ジョッキー自身が先方の調教師ならびにオーナーに相談をし、快諾いただけたということで、丸山ジョッキーとのコンビで向かえることになりました」(和田勇師)28日の中山競馬(2歳新馬・芝1200m)に丸山騎手で出走を予定しています。

 

丸山ジョッキーがわざわざ先約を断ってまで騎乗するという話。

ユールファーナはもともと15日にデビューを予定しており(抽選除外)、その時には2週続けて丸山騎手が追い切りに跨っていました。その時のコメントがこちら。

 

19/9/11

  • 「先生や厩舎スタッフさんたちと相談をして当該週の追い切りをコースで行ってもらうことにしました。結果的にはそうしてもらって良かったです。というのも、走り方がいかにもわかっていないというような感じで、前半はモタついてしまったんです。そこで慌てないで対応しじわっと伸ばしていくようにしたところ馬も理解できたのか終いはシューっと来てくれました。子供っぽいところはありますが、いいスピードがありますし、悪くない状態でレースへ臨めそうです」(丸山騎手)

 

丸山騎手が好感触を得ていることは想像に難くありません。

 

 

中山3R ◎8ユールファーナ

 

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続いては、中山5Rに出走する リーディングパート。 


クラブ発表の厩舎コメント

19/9/25  矢野厩舎

  • 25日は美浦南Wコースで追い切りました(54秒1-39秒5-13秒0)。「先週に続いて今週も実戦を想定して坂路ではなくコース追いを選択しました。3頭併せを行ったところ、ちょっと置かれ気味になりましたね…。ただし、能力の問題ではなく、重たい馬場があまり得意ではないという走りに見えます。乗り手も同意見で、先週もそうでしたが今週は雨の影響でより重たい馬場になっていたためパワータイプではないこの仔にとって今日の馬場はつらかったのでしょう。実戦の軽い芝に行けば変わりそうなタイプに思えますし、そのような走りを見せてくれることに期待をかけています」(矢野師)28日の中山競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1600m)に津村騎手で出走を予定しています。

 

メジャーエンブレムの近親という血統背景を持つ リーディングパートですが、母の仔がキャロットで募集されたのは今回が初めて。

 

420キロそこそこと小柄な馬なので初戦から動けそうな雰囲気もありますが、2週前のコメントに『緩さが結構目立つ』とあるので、重たい馬場だった今週の追い切りで動けなかったのは、そのあたりが影響しているようにもみえます。

 

 

中山5R ▲11リーディングパート

 

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最後に、この日のレースで馬券的に狙ってみたいのが中山8Rの メールデゾレ

 

成績から中山ダ1200mがベストなことは明らかで、ローテーションからも最終週の中山を狙ってきたことは間違いないでしょう。

 

 

中山8R ◎6メールデゾレ