日曜日は秋のGIシリーズ第1弾 スプリンターズステークスが中山競馬場で行われます。
毎週のように重賞戦線をにぎわせているキャロットクラブですが、今週のスプリンターズSへのエントリーはゼロ。そういえば、キャロットクラブにあまりスプリンターズSのイメージがないなと思い調べてみたところ、過去10年ではムーンクエイク(18年)、フィフスペトル(11、12年)の2頭だけでした。
スプリント路線での大物を探すなら、キャロット以外のクラブがいいかもしれませんね。
というわけで、スプリンターズSは純粋な予想で的中を目指したいと思います。
まず、前哨戦セントウルSの時に本命視した タワーオブロンドンは、その時の記事で触れたとおり、おそらく前走がピークの状態。ローテーションをみても前走以上は考えづらく、人気を考えても今回は少し割り引きたいところ。
また、タワーオブロンドンと人気を分けあう ダノンスマッシュは、これまでのオープン勝ちがすべて直線に上り坂のないコースで挙げたもの。高松宮記念のレースぶりをみても急坂のある中山コースは少し不安です。今のスプリント路線をけん引する存在であることは間違いありませんが、ここも意外な伏兵に足元をすくわれるシーンがあるかもしれません。
人気馬2頭は相手候補に回すとして、個人的に狙ってみたいのが ルーラーシップ産駒の ディアンドル。
今開催の中山重賞は紫苑S、セントライト記念とルーラーシップ産駒が制しており、オールカマーに有力馬が出走していれば3週連続の重賞Vがあったとしても不思議ではありませんでした。
懸念は持ち時計が足りない点ですが、まだまだ伸びシロのある3歳馬だけに克服する可能性は十分にあるとみています。
中山11R ◎9ディアンドル
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この日はキャロットクラブから新馬戦の出走もなく、スプリンターズS以外に注目しているレースは2つ。
どちらも注目馬が人気を被りそうなレースなので馬券の面白味はありませんが、レースぶりはシッカリとチェックをしておきたいところです。
1頭目は、中山5Rに出走する ポタジェ。キャロットクラブの活躍馬 ルージュバックの半弟で、18年のセレクトセールであの金子オーナーに2億円超で落札された馬です。
これまでセールで数々の名馬を落札してきた金子オーナーのお眼鏡にかなった馬ですから、どんな走りをみせてくれるか?血統面もあわせて非常に楽しみです。
中山5R ◎10ポタジェ
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2頭目は、阪神10R 竹田城ステークスに出走する アドマイヤビクター。
つい先日に出資が決まった ツィンクルヴェール18の全兄で、実績からも贔屓目なしにオープン入りは時間の問題でしょう。
500キロを超える大型馬だけに、ひと叩きして実績ある東京2100mでの勝ち上がりが青写真かもしれませんが、気のいいタイプという印象の馬なので、休み明けでもカッコウはつけてくれそうです。
阪神10R ○8アドマイヤビクター