少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

アヌラーダプラ近況(20年6月11日)

療養のため外厩へ放牧に出ている出資馬 アヌラーダプラ (3歳メス)の近況が更新されました。

 

クラブ発表の近況情報

20/6/11  函館競馬場

  • 11日に函館競馬場へ帰厩しました。「前走後は、内臓面の修復と精神面のリセットも含めて立て直しを図ってもらっていました。場合によっては再始動は秋からということも考えていましたが、調整が比較的スムーズに進められたようで、夏の復帰を目指すことになりました。鼻血のことを考えると少しでも涼しいところで調整したほうが馬も楽でしょうから函館を選び、このタイミングで連れていくことにしました。すぐの出走を目指すというよりはあと開催をイメージしながら進めていきます」(萩原師)

20/6/9  NF天栄

  • トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間に、3ハロン40秒を行ってみたところ無理なく対応してきました。これならば7月中の復帰も行けそうだなと思え、調教師と相談をした結果、近々移動し、競馬を目指していくことになりました。鼻出血明けとなるので、本州よりも暑さが楽な函館を視野に入れています」(天栄担当者)

 

 

復帰へ向けて11日に帰厩しました。てっきり新潟の7ハロン戦を目標にするのかと思っていましたが、発表された帰厩先は意外にも函館でした。

 

函館のレースだと芝のマイル以下は1200mしかありませんから、次走は初の6ハロン戦となりそうです。

 

距離を持たせようとしていたのは、桜花賞という明確な目標があったからこその話。その目標がなくなった今となっては、距離にこだわる必要はないという判断なのでしょう。

 

函館を選んだ理由については、涼しい気候はもちろんですが、直前に輸送をせずにすむというメリットも大きそう。レース前の負担を減らすことができますから、鼻出血明けの馬にとっては間違いなくプラスでしょう。

 

ひとつだけ気になるのは、仮に復帰戦が7月5日のHTB杯だとしたら、主戦の三浦騎手は函館まで乗りに来るのでしょうか?例年の傾向をみると、函館にいるルメール騎手に替わりそうな気もしますが……。

 

いずれにしても、本質的に向くと思われるスプリント戦で、いったいどんなパフォーマンスをみせてくれるのか?いまから復帰戦が楽しみです。

 

 

f:id:Revoir:20200316231750j:plain

2020/3/15 阪神競馬場