12日の日曜日は、キャロットクラブの エフフォーリアとキラーアビリティが京都記念に出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
エフフォーリア
23/2/8 鹿戸厩舎
- ８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８３秒３－６８秒３－５３秒１－３８秒５－１２秒０）。「先週の１週前に続いて、今朝の当該週追いも武史を背にして追い切っています。いつものように他馬と併せる形を採りつつ５ハロン６８秒３の終い１ハロン１２秒フラットという時計。また、今週もゴール板で緩めず１コーナー過ぎまで伸ばしてあります。先週は少し促す感じもありましたが、今回はほぼ馬なりでより余力のある動きを見せてくれました。武史の感触を聞くと、絶好調時に比べると物足りなさがあるのは否めないでしょうけれども、そのなかでも先週に引き続き悪くなかったようですし、ひと通りの態勢は整ったかと思います。今回は昨年以来の阪神となります。その時は思うような結果を出すことができませんでしたが、輸送自体がダメだったわけではないと思っています。ただ、前々日、前日の輸送となると泊まることになるため落ち着いてしまうのかなとも思えました。昨年と今回とではコンディションの違いもあるので一概には言えませんけれども、やれることを試していこうという思いから、昨年とは異なった形を採ってみようという考えに至りました。天候等を見て最終的に判断するものの、今のところ明日のうちにこちらを出発して栗東へ入り、移動後の様子次第で土曜日に坂路を１～２本軽く乗って当日競馬場入りする形を考えています。また、馬具に関してはいろいろと検討している段階ではあるものの、前走で復調の気配を感じられたこと、そしてこの中間の雰囲気も悪くないことから、場合によってはブリンカーを外す、もしくは少し変えてみることも検討しています」（鹿戸師）１２日の阪神競馬（京都記念・芝２２００ｍ）に横山武騎手で出走を予定しています。
キラーアビリティ
23/2/8 斉藤崇厩舎
- ８日は栗東ＣＷコースで追い切りました。「今朝は団野を乗せてＣＷコースで追い切りました。先週速い時計を出していますので、今週は直線手前までジッとして、最後を少し伸ばすという内容で全体が８３秒７、ラスト１ハロンは１１秒６という計測です。もう少し体が起きてくれれば理想ですが、ちゃんとコントロールが利くところで収まっていますし、ジョッキーも『中日新聞杯の前より反応が良かったです』といい感触を伝えてくれました。仕上がりも良好ですから、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです」（斉藤崇師）１２日の阪神競馬（京都記念・芝２２００ｍ）にムルザバエフ騎手で出走を予定しています。
有馬記念で復調の兆しをみせた エフフォーリアは、これまで実績のない関西圏でのレースという点がポイント。今回は陣営が色々と手を尽くしたようですが、大阪杯へ向けた試金石となりそうです。
実績面では上位2頭に劣る キラーアビリティですが、相手が本番前のひと叩きというムードだけに、つけ入る隙はありそうです。
阪神11R ◎10エフフォーリア ▲9キラーアビリティ
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また、この日は東京で タスティエーラが共同通信杯に出走します。
23/2/9 堀厩舎
- ８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８２秒９－６６秒９－５１秒９－３７秒２－１１秒３）。９日は軽めの調整を行いました。「先週の追い切り直後の様子に問題はなかったのですが、土曜日に軽い疝痛を訴えました。すぐに投薬して対処したところ短期間で回復しましたが、経緯を踏まえて日曜日の調教は坂路で控えめに動かす内容にしてあります。当該週の追い切りは水曜日に行っていまして、３頭併せの中に入れた実戦形式を採っています。他馬を気にしたりせずスムーズに加速できたうえ、抑えたままで終いも速いラップを刻めていました。止め際にＤＤＳＰの症状が見られたものの、息遣い自体は良化していると捉えています。また、カイバは付け替る形を引き続き採っていて、なおかつ、ガストロガードを投与していることもあってか、完食している状況にあります。今回はウィークポイントの左トモのケアをしながらの調整でしたが、環境の変化に順応するのが幾分早くなったことから初戦より余裕を持って態勢を整えることができました。新馬戦以来でなおかつ重賞レースとあってそう簡単ではないでしょうが、今後に繋がる走りをしてほしいと思っています」（堀師）１２日の東京競馬（共同通信杯・芝１８００ｍ）に福永騎手で出走いたします。
新馬戦の内容から上位人気に推されそうですが、更新内容からは不安要素も少なくはなさそうです。
東京11R ▲6タスティエーラ
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています
