少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

コントラチェック 中山記念は10着

出資馬の コントラチェックが、27日の中山記念に出走し10着という結果でした。

 

まだレースを見ていないという方は、こちらの映像をご覧ください。

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ラブ発表の近況情報

22/2/27  引退

  • 27日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り、行きたい馬たちを見る位置でなだめながら進める。早めに仕掛けていき前を追うが、最後は脚色が一杯になり10着。「行きたい馬たちが複数頭いましたので、その中でいかに落ち着いて走れるかがポイントになると思っていました。ちょっと一生懸命に走ろうとするところが見られ、最後は疲れてしまったけれども、4コーナーでは勝ち馬を捕まえに行こうと頑張ってくれました。最後のレースをいい形で飾ることはできなかったのは申し訳ありませんでしたが、デビューした時から最後までコントラチェックらしい走りを見せてくれたと思います。上手くいかないこと、悩ましいこともありましたが、それでいて重賞をたくさん勝ってくれましたし、えらい馬ですね。この後はお母さんになる予定と聞いています。良い馬ですから、楽しみですよね。いい仔を産んでもらって、その仔たちがまたいい走りを見せてくれたらと思っています。長い間ご声援いただき、ありがとうございました」(藤沢和師)育成時代から良血馬らしい素質を感じさせ、調整自体も順調に進められたことから2歳3月に美浦トレセンへ初入厩を果たすことができました。ゲート試験をすんなりとクリアしたあとはNF天栄でさらなる成長を図るべく乗り込みを行い、7月の函館の地でデビューを果たしました。残念ながら初陣を勝利で飾ることはできませんでしたが、続く2戦目では能力の違いを見せつけて初勝利を挙げてくれました。力を発揮できれば春の舞台へ向かえるのではないかと思わせるほどだったのですが、トントン拍子とはいかず連勝を飾ることはできませんでした。それでも、4戦目で2勝目を挙げると続く5戦目で初重賞制覇を果たしてくれました。その勢いをもって優駿牝馬へ向かいましたが、残念ながら苦しくなり初めての大敗を喫し、その時の反動が出たため回復に時間を要し、ぶっつけで秋華賞へ向かいましたがここでもパフォーマンスを発揮することができませんでした。それでも、すぐに立て直しを図ったうえで向かったターコイズSでは見事に巻き返し、重賞2勝目を挙げてくれました。その後は牝馬重賞を軸に1600~1800m戦を使ってきましたが、力みがかなり目立ち最後は踏ん張れないという走りが続き、能力を発揮できなくなっていたことから、4歳の暮れから5歳夏まで短い距離で走りを教える方向に転換したところオーシャンSで3つ目の重賞を制覇してくれました。課題さえ克服できれば他の舞台でも頑張れたはずですが、その後の京成杯AHでタイム差なしの2着になったように中山との相性が変わらず良いことから本馬の最後のレースは中山の舞台が相応しいと判断し、恩師・藤沢和雄調教師とともにということで、中山記念を引退レースにすることにしました。残念ながら枠の並びもあって厳しい形になり最後は余力がなくなってしまいましたが、最後までよく頑張ってくれましたし、レース後の無事を確認することができました。この後は牧場に帰り、第2の馬生に備えます。そして、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。会員の皆様には長い間ご声援を賜りまして誠にありがとうございました。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

 

結果はともかく、無事に引退レースを走り終えてくれました。

 

走る姿を見られなくなるのは寂しいですが、もっと大きな仕事が待っているのですから、仕方がありません。ぜひ良い仔を産んでもらいましょう。

 

今から3年後のカタログを楽しみに待ちたいと思います。

 

 

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2022/2/27 中山競馬場