少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月27日(日) キャロットクラブの注目馬

セブンサミット → ルペルカーリア と、キャロットクラブが誇る良血馬2頭による連勝を期待した週末ですが、土曜日の未勝利戦に出走した セブンサミットは残念ながら5着に敗退。

 

先週は、かつての出資馬 エルミラドールの仔 コロンドール(*クラブ馬ではありません)が2勝目を挙げて喜びましたが、今週期待した元出資馬 シンハライトの仔は結果を残せませんでした。当然のことではありますが、なかなか思うようにはいきませんね。

  

  

さて。日曜日のキャロットクラブの出走馬は、冒頭の2歳馬 ルペルカーリアのほか、2頭が重賞へとチャレンジします。さっそく、注目馬の陣営コメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、中京5Rの新馬戦にエントリーしている ルペルカーリアから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/24  友道厩舎

  • 23日は軽めの調整を行いました。24日は栗東Pコースで追い切りました。「今朝も福永騎手に乗ってもらい、ポリトラックコースで3頭併せを行いました。ほぼ馬なりでしたし、全体の時計は6ハロン82秒台と平凡でしたが、ラスト1ハロンは11秒5と先週よりグッと反応が良くなりました。道中は手応えも前向きさがあって良かったとのことで、今週出走させることにしました。いい形で仕上がりましたので、初戦から期待したいですね」(友道師)27日の中京競馬(2歳新馬・芝2000m)に福永騎手で出走いたします。

 

 

エピファネイアリオンディーズ 、サートゥルナーリアと、これまで3頭のGI馬を産んできた名牝 シーザリオ。3頭すべての父が異なり、さらに大物が牡馬に偏っているという母の繁殖実績からも、モーリス産駒の牡馬 ルペルカーリアへの期待は、いやが上にも高まります。

募集当時から、いかにもモーリス産駒というルックスを持ち、兄たちとは少し違ったタイプに映りますが、メディアなどを通じて伝えられる関係者の期待の高さは並々ならぬものがあります。

まだ評価の定まらないモーリス産駒ですが、いよいよ真打ち登場といった雰囲気で、もし日本競馬史上でも屈指の名繁殖牝馬との間に産まれた仔が走らなければ……と関係者も固唾を飲んでデビュー戦を見守ることでしょう。

 

育成から入厩までは大きな頓挫もなく順調に進み、一週前の追い切りでは、CWでOP馬のウーリリを追いかけて先着。時計も優秀で、追い切りに跨った福永騎手からは『兄たちとはちょっと違う感じだけど、すごくいい馬』というコメントが出ていました。最終追い切りはポリトラックなので判断が難しいところですが、一連の追い切りを経て、ほぼ態勢は整ったとみてよさそうです。

角居厩舎が21年2月末に解散するため、ルペルカーリアの預託先はGI馬の兄たちとは違う友道厩舎になりましたが、角居師と友道師は同時期に松田国厩舎で助手を務めており、いわば"マツクニ流"の同門といえる間柄。シーザリオの仔を初めて引き受けた友道師としても、結果を出さない訳にはいかないでしょう。

 

 

中京5R ◎5ルペルカーリア

 

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続いては、重賞オールカマーに出走する センテリュオ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/23  高野厩舎

  • 23日は栗東坂路で追い切りました(53秒2-38秒1-24秒9-12秒2)。「今週の競馬に向け、今朝も坂路で単走の追い切りを行いました。いつも動きはいい馬ですが、その中でも反応の速さなどとても良かったと思います。帰厩からここまでとても順調に調整できており、馬体の造りや筋肉の張りなどかなりいい状態に仕上がってきました。相手は強いですが、力を出せる状態です」(高野師)27日の中山競馬(オールカマー・芝2200m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

 

 

断然人気が予想されたフィエールマンの回避により、一転して主役不在の混戦模様となった今年のオールカマー

さすがに実績面では見劣りしますが、展開ひとつで着順がガラリと変わりそうな力関係だけに、センテリュオにも付け入る隙はありそう。相手なりに走る良さを生かせれば、馬券圏内はどうかも、掲示板に載り賞金を手にすることは十分に可能ではないでしょうか。

 

 

中山11R △4センテリュオ

 

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最後は、神戸新聞杯菊花賞の権利獲りに挑む グランデマーレ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/24  藤岡厩舎

  • 23日は軽めの調整を行いました。24日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。先週しっかりと負荷をかけていますが、当該週も加減することなくビシッと追い切りを行い、全体80秒1、ラスト1ハロンは11秒7という計測で、時計、動きともに文句なしといった内容です。まだ体つきには少し余裕はありますが、このひと追いでまたさらに締まってくるでしょう。長い休み明けの一戦となりますが、2週続けてしっかりとやって態勢は整ったと思うので、どんな競馬を見せてくれるか楽しみにしています」(藤岡師)27日の中京競馬(神戸新聞杯・芝2200m)に藤岡佑騎手で出走いたします。

 

  

2歳時のパフォーマンスから、クラシック路線での活躍が期待された グランデマーレですが、骨折により春の2冠には参加することができませんでした。

10ヶ月ぶりの実戦だけに過度の期待をかける訳にはいきませんが、自己条件戦ではなく、あえて重賞にぶつけてきたあたりから、陣営のこの馬に対する評価の高さが窺えます。

ただ、もし勝ち負けを期待するのであれば、コース実績のあるセントライト記念へ向かったほうが、メンバー的にもよりチャンスがあったのではないでしょうか。8月にNFしがらきへと戻っていますから、時間的にも融通は利いたはず。

主戦の藤岡佑騎手が菊花賞では別の馬に乗ることが既に決まっていますし、陣営があえてこのレースを選んだ意図が今ひとつピンときませんが……いずれにしても、ここは立ち上げ初戦ですし、次に繋がるレースができれば上々でしょう。

 

 

中京11R △1グランデマーレ

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています