少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月6日(日) キャロットクラブの注目馬

日曜日は、小倉競馬場小倉2歳ステークス新潟競馬場新潟記念が行われ、夏競馬のフィナーレを飾りますが、キャロットクラブは2020年度1歳馬募集の真っ只中。

 

予想もソコソコに切り上げて出資馬検討に精を出し、すっかり寝不足になってしまったという方も多いのではないでしょうか。

 

土曜日の新馬戦では、リーチザクラウンロードアルティマの産駒が勝ち上がり。マイナー種牡馬の産駒でも早期デビューできれば面白いかも!?と思わずカタログを見直してしまったのは、きっと私だけではないでしょう 笑。

 

 

さて。日曜日はキャロットクラブから注目の2歳馬 モントライゼが重賞に挑戦しますので、さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/2  松永幹厩舎

  • 2日は栗東坂路で追い切りました(53秒3-38秒9-25秒3-12秒2)。「今朝も坂路で単走の追い切りを行いました。少し促すような感じで終いを軽く伸ばしたのですが、相変わらず動きはいいですね。テンションが高くなるようなこともなく落ち着いていますし、このまま小倉への輸送を無事にクリアしてくれればと思います。週末はお天気が荒れ模様ですが、デビューからの2戦とも馬場が荒れている中での競馬でしたし、パワータイプなので馬場が悪化しても心配ないでしょう。重賞のここでもいい競馬を期待しています」(松永幹師)6日の小倉競馬(小倉2歳S・芝1200m)に川田騎手で出走を予定しています。

 

管理する松永幹厩舎はキャロットクラブとなかなか相性が良く、毎年のように活躍馬を手掛けています。

 

11年産 ピオネロ、フェルメッツァ
12年産 シャルール
13年産 エスティタート
14年産 預託馬なし
15年産 勝ち上がりなし
16年産 グルーヴィット
17年産 預託馬なし(募集取り下げ)

 

もちろん、活躍できずに引退した馬もいますので、いろいろと意見は分かれそうですが、15年産以外からは活躍馬が出ている訳ですから、クラブとはかなりの好相性だと思います。

ご存じのとおり、ここ最近は厩舎の腕前だけで好結果を残すことはなかなか難しい状況。クラブ側が師の手腕に期待して、毎年良い馬を用意している可能性は十分に考えられます。今年も3頭の1歳馬が預託される予定ですから、いまから入念にチェックしておきたいですね。

 

少し話が逸れてしまいましたが、小倉2歳チャンピオンを目指す モントライゼは、前走の見事な勝ちっぷりから人気に推されそうな気配。

初戦は ヨカヨカを相手に惜敗してしまいましたが、勝ち馬がその後に活躍したことで、評価が落ちるどころか、むしろ接戦に持ち込んだことを再評価されている感さえあります。

キャリア1戦組の上積みは侮れませんが、降雨の影響で馬場が悪化すれば、稍重を2度経験していることもアドバンテージになりそうです。

 

 

小倉11R ◎9モントライゼ

 

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続いては、新潟記念に出走する メートルダール

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/2  戸田厩舎

  • 2日は美浦南Bコースで追い切りました(69秒3-54秒0-39秒9-12秒5)。「先々週、先週と元気に跨ってもらったうえでビッシリと動かしてあるので、輸送がある今週の追い切りはウチのスタッフで対応することにしました。チークピーシーズの感触も改めて確認しておきたかったですからね。その結果、いつも乗ってる助手がチークの効果はありそうということでしたし、よほど当日のテンション面が気にならなければ着ける方向で考えています。時間をかけて乗り込んできていい形で態勢を整えられたと思いますし、直線の長い新潟はメートル向きの舞台。今回チークをつけることで変化も期待できますから期待したいですね」(戸田師)6日の新潟競馬(新潟記念・芝2000m)に丸山騎手で出走を予定しています。

 

 

ここ最近は重賞での入着まであと一歩という成績が続きますが、8着以内に入って手堅く出走奨励金を稼いでくれる孝行馬。出走奨励金は重賞だと8着で1着賞金の6%相当ですから、G3だと240万円くらい。メートルダールの場合は、G2を含めて5戦連続で8着以内に入っていますから、ざっと見積っても1500万円以上(7着だと7%)は稼いでいる計算になります。

そんな馬主孝行の メートルダールですが、コメントにもあるように今回はチークピーシーズを試してみるという話。体調も良さそうですから、馬具が効果を発揮すれば、久しぶりに掲示板に載るシーンが見られるかもしれません。

 

 

新潟11R △6メートルダール

 

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3レース目は、新潟5Rでデビューする レベランス

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/3  須貝厩舎

  • 2日は栗東CWコースで追い切りました。3日は軽めの調整を行いました。「水曜日に福永騎手を乗せてCWコースで併せて追い切っています。ジョッキーの話では『物見をするなどまだ子供っぽいところがあるけど、いい走りをしている馬ですね』とのことで、悪くない感触を掴んでくれたようでした。良くなってくるのはもう少し先だとは思いますが、帰厩からここまで順調に来ることができましたので、初戦からどんな競馬を見せてくれるか楽しみにしています」(須貝師)6日の新潟競馬(2歳新馬・芝1800m)に福永騎手で出走いたします。

 

 

ハービンジャーディープインパクトという、個人的に注目している配合馬の レベランス。母系も活躍馬を数多く輩出するバレークイーンの一族ですから一流です。

コメントにもあるように、本領発揮となるのはもう少し先だと思いますが、この時期にデビューできるのですから、それだけ育成が順調だったということでしょう。

今週の追い切りでは、CWを長めからシッカリと負荷を掛けられ、最後は少し脚が上がっている感じですが、併せた相手には0.2秒先着。態勢は整ったとみてよさそうです。

来週からは中山開催となるため、直線の長い外回りコースを求めて関東の素質馬たちが顔を揃えた印象ですが、ここで好勝負できるようなら、先々まで楽しみになります。

2勝目を挙げ、これからというところでターフを去ることになってしまった姉 パドゥヴァルスのぶんまで、がんばって欲しいですね。

 

 

新潟5R ▲17レベランス

 

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています