少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

7月25日(土) キャロットクラブの注目馬

先週で福島、阪神、函館の開催が終わり、今週末からは新たに札幌、新潟開催がスタート。小倉開催が始まるまで、久しぶりの2場開催となります。

 

そして、日曜日の目玉はなんといってもキャリーオーバーが発生したWIN5。コロナの影響で連休中の外出を自粛したぶん、WIN5とサマージャンボ宝くじへ予算を回したという方も多いのではないでしょうか。

 

さて、そんな目玉イベントを翌日に控えた土曜競馬には、キャロットクラブから総勢9頭が出走予定。さっそく注目馬の陣営コメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、新潟3R未勝利戦でデビューする カドーダンジュから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/22 函館競馬場

  • 22日は函館Wコースで追い切りました(53秒2-39秒8-13秒4)。「先週の追い切りのようにまともに動かしていこうとすると苦しさが出てしまいかねないので、週末はメリハリを利かせ、最後に良い脚を使えるようなスイッチをつくるイメージで1ハロンだけ伸ばすような調教を行いました。そして、今朝は週末ほどではないものの前半を焦らずじっくりと走らせて半マイルだけに専念させた追い切りにしています。大野はすでに札幌へ入っているのでスタッフ騎乗で行いましたが、形にはなっていました。ただ、相変わらず苦しさがあるからか自分からハミをグッと取っていくような前進気勢を感じさせる走りはしていなかったようですね…。正直、いきなり勝負になるとは言いづらく、だからと言って1~2週延ばしたとしても変化を望むのは難しいのかなという気がします。脚元は今のところ大丈夫ですが、硬いダートになる札幌での調教をこなしていくと故障のリスクが増してくるので、ここで行くのが好ましいという判断のもと、今週の競馬へ向かうことにしました。何とか少しでも良いところを見せてくれたらと思っています」(久保田師)25日の札幌競馬(3歳未勝利・芝1500m)に大野騎手で出走を予定しています。

 

 

脚元や喉なりの関係で3歳のこの時期にようやくデビュー戦を迎える カドーダンジュですが、残された時間は少なく、ここで掲示板を外してしまうとアウトという非常に厳しい状況です。

7月頭にゲート試験をパスしてから、これまで4本ほどの時計しか出しておらず、乗り込みの質・量ともに物足りない感は否めません。コメントから察するに、師も出たところ勝負は狙っていないような雰囲気なので、何とか次走に望みをつなぐことが出来れば……といったところではないでしょうか。

 

 

札幌3R △7カドーダンジュ

 

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続いては、札幌1Rにエントリーしている2歳馬 アークライト

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/22  札幌競馬場

  • 17日に札幌競馬場へ移動しました。22日は札幌芝コースで追い切りました(70秒0-54秒5-38秒5-12秒2)。「先週函館で軽く動かしてもらった後に札幌に移動してきました。函館では跨っていないので自分の中では函館のときと比較はできませんが、函館での調教に乗ってくれていた団野に昨日乗ってもらったところ函館よりも素軽さが出ていると言ってくれていましたよ。僕は美浦にいるときに乗ったことがあってその時から背中の良い馬だなと思っていて当時よりも軽さが出ていて良いなと感じていましたし、函館のときからさらに良くなっているということであれば大丈夫なはずです。今朝は本馬場にてパートナーを誘導するような形で追い切りました。5ハロン70秒ほどの時計ですが問題ない動きを見せてくれたので、このまま整えて週末の競馬へ向かえればと思っています」(大江原助手)25日の札幌競馬(2歳未勝利・芝1800m)にルメール騎手で出走を予定しています。



函館のデビュー戦で2着に惜敗してしまった アークライト。もともとの期待値が高いが故にガッカリした人も多いと思いますが、それほど悲観するレース内容ではありませんでしたし、ここでシッカリと勝ち上がることができれば、クラシックには十分間に合います。

同じ藤沢和厩舎所属で出資馬の コントラチェックも、かつて函館のデビュー戦で3着に敗れてしまい、悔しい思いをしたことをよく覚えています。ただ、当時は『弱い馬を相手に取りこぼした』という思いが強かったのですが、後になってみれば、先着した2頭は函館2歳Sのハナ差2着馬と、札幌2歳Sの優勝馬ですから、当時の力関係でいえば、むしろ順当だったのかもしれません。

良血馬として コントラチェック以上の期待を集める アークライトですから、勝ち上がりは勿論のこと、今回はその勝ち方にも注目したいところ。アッと驚くパフォーマンスをみせて、クラシック候補へと名乗りを上げてもらいましょう。

 

 

札幌1R ◎2アークライト


 

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最後は、新潟メインの越後Sに出走する ジェネティクス

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/23  西村厩舎

  • 22日は栗東坂路で追い切りました(56秒1-39秒7-25秒3-12秒3)。23日は軽めの調整を行いました。「水曜日は坂路で単走の追い切りを行いました。先週まででほぼ仕上がっていますし、輸送も考慮して今週は馬なりです。それでも最後の反応は上々で、楽に12秒3という時計で上がってきていますし、いい状態に仕上がりましたよ。登録頭数が多かったので心配しましたが、無事出走確定しましたので、レース当日までしっかり調整していきます」(西村師)25日の新潟競馬(越後S・ダ1200m)に松山騎手で出走いたします。



2連勝で準オープン(3勝クラス)まで駒を進めてきたジェネティクスですが、ダート路線はこのあたりからメンバーが一気に強化されるので、今回が試金石となりそうです。

ただ、昇級戦とはいえ、ハンデ戦で前回よりも軽い53キロで出走できますし、前走の余裕のある勝ちっぷりからも、チャンスは大きいように感じます。

ここを勝ってオープン入りできれば、秋のJBC出走もおぼろげながら視野に入ってくるので、がんばって欲しいですね。

 

 

新潟11R ◎ジェネティクス

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています